スイカの中に・・・
今日のお給食のデザートは子どもたちの大好きなスイカ。
調理の先生が子どもたちの喜ぶ姿を思いながらスイカを切り始めると・・
なんと、ハートの模様が!!もう一つ切ると、また模様が!!
合わせて4つのスイカから模様があらわれました。
「ハートに見えるけど、子どもたちは何に見えるかしら?」と
ワクワクしながら、調理の先生が子どもたちに見せると
「あっ!蝶々がいる!」「お花が咲いているところだよ」「雪の結晶みたい!」と
いろいろな意見が聞こえてきました。
その後は、調理の先生たちと子どもたちの楽しそうなお喋りが聞こえてきました。
何で模様ができたのか、その「不思議」を一緒に考えていました。
答えを教えるのは簡単ですが、子どもの「何で?」という疑問を一緒に考えたり
見守ることにより、思考力の芽生えを育み自分たちで考えて行動する力へとつながっていきます。
みんなで考え、答えを見つけた喜びは達成感となり、自分の中に学びを深く定着させていきます。
深く定着する=困難な状況でも負けずに乗り越えていく力になります。
日々のちょっとした経験一つ一つが子どもたちにとってはとても大切な経験ですね!
スイカの模様の答えは・・・これはスイカの維管束と言うもので水を供給している管です。
(人間でいう血管のようなもの)果肉全体に栄養素をいきわたらせているもので、
水分を多くとりすぎた場合に維管束が広がって起こる現象だそうです。
2021年7月08日更新